谷間の姫百合
「谷間の姫百合」 末松謙澄作 嵩山堂 明治29年 前 富岡永洗画 213 後 富岡永洗画 216 「乳姉妹」 菊池幽芳作 春陽堂 明治37年 219 後 鏑木清方画 222 「湖畔の美人」 二葉亭四迷作「親ごころ」 『文芸倶楽部』第四巻九編 明治31年 225 水野年方画45伊藤博文の女婿として著名な末松謙澄は、 ケンブリッジ大学に留学、政界人として要職を歴任。文筆面では、明治初期に「日本文章論」を書き、 他に翻訳小説『谷間の姫百合』を訳している。 此処では富岡永洗の下巻を提示します。